2009年11月 2日 (月)

「ずうっと、ずうっと大すきだよ」

先日ご紹介した小学一年生の孫の国語の教科書にのっているお話しは、ハンス=ウィルヘルム作・絵の「ずうっと、ずっと、大すきだよ」という題でした。

小さい時から一緒に大きくなった「ぼく」と犬の「エルフ」ですが、ある朝ぼくが目をさますと、エルフは死んでいました。

年をとって死んだんです。

泣きながら家族でエルフを庭に埋めるのですが、「ぼくだってかなしくてたまらなかったけど、いくらかきもちがらくだった。だってまいばんエルフに〝ずうっと大すきだよ〟っていってやっていたからね」と言うのです。

そして、いつか、ぼくも他の犬や子ねこやきんぎょをかうことがあるだろうけど「まいばん、きっといってやるんだ。〝ずうっと、ずっと大好きだよ〟って。」と書いてあって終わりになっています。

この「ぼく」のようなきもちをもてたら幸せだろうなあ…。

今までこんな言葉、誰にも言ってこなかったなあ…。

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2009年11月 1日 (日)

新聞記事を読んで

転覆した漁船の中で90時間、頑張って生還された第1幸福丸の宇都宮さん、鳰原さん、早川さんにはただただ感服です。

暗闇の中で耐え抜いた精神力に感動しています。

そして、3人とも「3人だったから」とおっしゃっています。

協力して床板をはがして鉄棒にのせ、その上に身を寄せ合っていたとのこと。

救出されたとき仲間の方の安否をとても気遣っていらっしゃったこと、海保の人のことを「かっこよかった」とおっしゃったこと…

人間ってすごいんだなあって思いました。

そして「ひとりじゃなかったから助かった」ということ、心にしみました。

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2009年10月31日 (土)

SETの「ステルスボーイ」

ゆうべ、スーパー・エキセントリック・シアターの「ステルスボーイ」を見てきました。

いつもながらの三宅裕司さんと小倉久寛さんのセリフのやりとりに大笑いしながら、

重いテーマに胸が熱くなりました。

現代を象徴するインターネットの世界と親子関係を中心に、

引きこもる子供たちと親の葛藤を、笑いと涙の中で描いたものでした。

私ね、ここでこういう仕事してるとね、ホント腹が立つこと多いんです。

いえ、「大人」にです、「大人」に。

私も大人なんですけど、

私を含めて大人はどうしても子どもを大人の都合で動かそうとする。

動かしちゃってる。

それは親子ということだけじゃない、世間一般というか…。

よく「今どきの若いもんは」と(私も)言っちゃうけれど、

「若いもん」じゃなくて、反省すべきは私たち大人なんだよなと思うこと多いんです。

若い人は皆、純粋です、とっても。

皆一生懸命悩んで考えてます。

ますますたくさんの方の悩み、支えたいと思っています。

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2009年10月29日 (木)

何だか急に寒くなりました

寒くなると心細い感じがして、朝起きると、ふと

「あと何回冬を、そして桜の春を味わえるんだろう?」

などと胸さわぎがしてしまいます。

ゆうべ小学一年生の孫が教科書を読んでくれたんです。

主人公の少年が小さい時から犬をかわいがって育てているんですね。

何年かたって年をとって、ある朝その犬が死んでしまいました。

そのとき主人公の少年のお兄さんと妹は、とっても悲しくて泣きました。

もっと可愛がっておけばよかったって言って泣くんです。

その少年も、悲しくて悲しくて泣くんですが、

「ボクは毎晩”大好きだよ、君のこと”と言ってきた。いつも”大好きだよ”と言ってきた」

そう思うと、少しホッとしたって思う、という話です。

思わず、孫に「ばあチャンもれん君のこと大好きだよ」と言ってしまいました。

ちょっとおそかった?

毎晩、言うのもむずかしそう?

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2009年10月28日 (水)

クライエントさんのことばから

「本当にこっちの道へ行きたいかと言われればまだ…。自分がどうしたいかわからないけど、さりとて他人からこうやれと言われてやるのはごめんこうむりたい。自分で歩いた結果、破滅してもそれでも自分で歩きたい。」

私はただただ感動して、胸にしみ込ませたのでした。

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2009年10月25日 (日)

今日のクライエントさんの言葉から

「うつになる人って、妙に素直でまじめですよね。そして、人間にとっては大切な事に気付いてしまった人ですよね。本来は意識しなくてもよかったのに・・・立ち止まらなきゃいいのに・・・」

なるほど。その通りだと思います。私の研究所の教科書の「うつ」の定義にこの言葉を書いておきたいくらいです、と私はこの方に申し上げました。

精神科の病院の定義にはないかもしれませんが…。

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2009年10月24日 (土)

「無駄」と「フォーカシング」

 私の性格の中で特徴的なものは「無駄な時間をすごく嫌がる事だよね」と家の者に言われます。

じっとしている事が嫌いで、よく言えば「お母さん働き者だなあ」という事になるのですが、悪く言うと、じ~っと深く考える事が出来ない性格というわけです。

あまり考えずすぐ行動に移してしまう。

亡くなった母からは昔「そういうのを”考え無し”っていうんだよ」と言われました。

クライエントさんが「私って、こんな事してて無駄ですよね」とおっしゃるのを聞くと「その無駄も大切なあなたの一部」と心の中で思いますし、まさにフォーカシングというカウンセリングスキルは、じ~っと自分の身体や心の感じ(フェルトセンス)に焦点をあててフォーカスする事なんですのにね。

今日は1年に1度あるかないかくらい午前中「空き」の時間ができました。

「無駄」と思う私と「大切」な時間と思う私が交錯していました。

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2009年10月22日 (木)

心理カウンセラー資格講座より

今日の午前中は中級講座でした。

「ロールプレイⅣ」という研修タイトルなので、1時間目は私が実践中のカウンセリングの話や、昨日の臨床実習の話を講義しました。

特に昨日はクライエントのNさんが「私は異性の方と話をすると視点が変わるので、とても興味深く思います」とおっしゃったことを、まっすぐに受け取れなかった(研修生が笑ってしまっていた)ことを取り上げ、注意を促しました。

どうしても女性のカウンセラーに男性のクライエントさんが、そういう意味のことを言うと引いてしまうようですが、まっすぐ受け止める必要があります。

2時間目は4人一組で、ひとりがクライエント役で、3人でひとりのカウンセラーになって練習をしました。

あるクライエント役の人の話に、皆がもらい泣きをしてしまいました。

泣きながらも、カウンセラーとしての自分を忘れないようにしましょう。

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2009年10月21日 (水)

今日の臨床実習から

今日参加した実習生は4人。

人と話をすることに慣れるため、研修生の実習に参加していただいているクライエントさんとカウンセリングの実習をしました。

最初にクライエントさんと実習したWさんは、クライエントさんから「いい意味で、とても感じが良く話しやすいのですが、もう少しリラックスできるといいですね」とアドバイスをいただき「ほんとにそう思っています。ありがとうございます」とお礼を言っていました。

今日は私が「今週は4人ともクライエントさんが話しやすそうだったので、その点は合格です。今後の課題はクライエントさんの内面に寄り添うことです」と言ったので、クライエントさんが「先週はどうも話が出てこなくて、皆さんに悪いことをしたと家に帰ってから思ったのですが、じゃあそれは皆さんの課題と思っていいのですね」と安心なさっていました。

クライエントさんに支えられながら、研修生たちは育っています。

感謝。

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2009年10月20日 (火)

アサーションスキル

めずらしく時間がとれたので、孫を連れてファミレスに行きました。

横の席が男女8人のグループだったので、”やばっ!?”と思ったのですが、案内されるまま隣の席に座りました。

心配した通り、一瞬のスキもないくらいチョッと誰かが何か言うと「ワーッ」、「キャーッ」と大声で叫ぶのです。

二人の孫が私に何か話しかけてもよく聞こえません。

私たち家族五人は、ジッと我慢を強いられ、食事を続けました。

「デザート食べてるから、きっともうすぐ帰るよ」と夫は言って、我慢していました。

が、しばらくして「お待たせ~」と言って二人が加わって、もっと大さわぎになりました。

もう私は我慢すべきじゃないと思い、どう言ったら自分の気持ちを相手にうまく伝えられるか考えました。

その時は怒りと緊張で胸がドキドキして、食べ物はのどを通らなくなってしまいました。

テーブルのところで文句をいうと私も相手も、気分を悪くすると思ったので、そのグループのリーダーかなと思う男性がドリンクバーに立った時、自分もドリンクバーに立ち、「すみません、もう少し静かにしてもらえませんか」と言いました。

自分のドキドキはなかなかおさまりませんでしたし、そのグループも一度では静かにならなかったので、ふだんアサーションスキルを教えている私もとても難しいなあと思いました。

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