アダルトチルドレンについての誤解
14日、テレビ朝日の報道ステーションで、キャスターの古舘伊知郎氏が、13日の放送で「アダルトチルドレン」という言葉を誤解して使用したとして謝罪しました。
ほぼ毎日欠かさず見ている番組なので、13日も14日も見たのですが、おそらく古舘氏は、アダルトチルドレンを「大人になりきれない子どもっぽい人」「子どもっぽい大人」という意味で使ったものと思われます。
確かに紛らわしい言葉ではありますが、アダルトチルドレンとは、簡単に言えば「機能不全の家庭で育ち、子どもらしい幼少期を過ごせず、成人してもなお内面にトラウマを抱えている人たち」という意味です。
もとは、1970年代にアメリカで、アルコール依存症の親の元で育ち成人した人(Adult Children of Alcoholics)のことを言っていましたが、日本では一般に広く解釈し、アルコール依存症だけでなく、「機能不全に陥っている家庭」で育っているということをもって、アダルトチルドレンと言っています。
閣僚や政治家の失言が繰り返されて、それを糾弾している報道機関が、失言により謝罪をしなければならない立場になってしまうとは…。
最近メディアに氾濫する乱暴な言語、非言語がとても気になります。もちろん私たち個人にも言えることですが、より多くの人にふれるメディアに関わる人たちには、細心の注意を払っていただきたいものですね。
間違いは誰にでもあるものですが、意味を間違ったということではなく、とても繊細なことなのにもかかわらず、扱いが非常に粗雑であったことが、とても残念でした。
大関直隆
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